突然Googleショッピング広告が止まった!理由と対処方法
GoogleマーチャントセンターでFeedを登録して、ちゃんと一時期は配信できていて、それから設定もフィードも変えていないのに、気づいたらGoogleショッピング広告が止まっていること、たまにあります。この理由は2つ考えられます。
- 商品が非承認になった
- 商品フィードの取得(fetch)が止まっている。
①商品が非承認になった
一度、承認され、広告が配信されていたはずのフィードでも、突然商品が不承認になる場合があります。ショッピング広告では、一般的なGoogle広告と異なり、広告文やキーワードは指定しないので、フィードに含まれている商品情報(画像や商品説明)が原因です。この場合、マーチャントセンターの「診断画面」の赤い欄に、問題がある商品が何点あるのか表示されます。
Googleショッピング広告で掲載できない商品
その他、すべてのリストはGoogleの公式ヘルプに掲載されています。
多くの場合、商品が不承認になったケースでは、どの商品が不承認になったかはわかりますが、具体的にどの表記が違反したのかの情報は与えられません。Googleのサポートに連絡したとしても同様です。自分でGoogleのポリシーをしっかりと確認し、フィードを調整して試行錯誤する必要があります。
②商品フィードの取得(fetch)が止まっている場合
単品通販企業など、商品の頻繁の頻繁な入れ替えがない場合、商品フィードは一度作って登録したら、放置しっぱなし…という方も多いかもしれません。しかし、商品フィードは30日で失効し、何もしないとその後広告が止まってしまいます。(失効しそうな商品がある場合、一週間前からダッシュボードでに黄色で出てきます)
そこで、フィードのセッティングで自動取得を設定しておきましょう。
Feeds>Setting>Fetch Scheduleから、取得頻度、取得時刻、タイムゾーンを選べます。
これで自動取得されるので、安心……!のはずが。
ちょっとしたことで、この自動取得で「一時停止」されて、ショッピングショッピング広告が止まっていることがあるようです。実際あった。
不承認の場合と違い、診断ページから見るとすべての商品が商品されており、問題ないように見えるにも関わらず、広告が表示されていないので、焦りますが、そんな時は、自動取得にしておいたフィードの取得が止まっていることが多いです。「一時停止」されている場合は、その下のボタンを押して自動取得を再開することができます。
なぜ突然一時停止になるのか……?その理由はよくわかりません!Googleのサポートに問い合わせてみましたが、彼らにも理由はわからないようです。一つのアカウントに複数フィードが入っていて、全てのフィードの自動取得が一時停止になっていたことがありました。フィードの中身は問題ありません。何かの不具合でなってしまうのかもしれません。
ある日突然ショッピング広告がでなくなった!ということのないように、日頃からしっかりモニタリングしておくのがよさそうです。
paizaのスキルチェック標準入力のやり方(JavaScript)
対象者:
JavaScript初心者でpaizaのスキルチェックをやりたい人
一般的なnode.jsの標準入力というよりも、paizaスキルチェックピンポイントでの解説となっております!
paizaスキルチェックでは具体的な問題の公開や解説などは、禁じられているので行いません。ただ、そもそものJavaScriptのプログラミングの考え方はわかっているのに、paizaスキルチェックの「標準入力」がネックとなって「どうやって数値を取得していいかわからない」という人のために、そこだけ解説します。自分もそこで結構悩みました。
「標準入力」って何?
paizaラーニングの以下の講座で標準入力が解説されています。一部有料です。
https://paiza.jp/works/search_chapters/3003
コードはどこから変更するべき?
paizaスキルチェックでは、様々な言語を使うことができます。JavaScriptを選ぶと、かなり多くのコードが出現します。そこで、どこを触っていいかわからなくなるのですが、コードの最後の方に常にデフォルトで以下のコードが出てくるので、それを使います。
console.log(lines[0]);
ここ以降を編集し、最終的には解答だけをログで表示するようにします。
複数行に分かれて入力される時
lines[0] // 1行目のデータ
lines[1] // 2行目のデータ
lines[2] // 3行目のデータ
lines[3] // 4行目のデータ
・
・
・
l ines[n] // n+1行目のデータ
例)2つの整数(n,m)が与えられる
——
n
m
——
この場合、データが別れて複数行に分かれているので
lines[0] // n
lines[1] // m
となります。
データ型を「数字」にする
また、データ型にも注意してください。
paizaスキルチェックは多くの場合、数字も「文字列」として与えられます。
そこで、数字の計算を行うには、parseInt()
を使います。
例)
let n = parseInt(lines[0]) // 与えられた1つ目の数字が数値型として変数nに代入される let m = parseInt(lines[1]) // 与えられた2つ目の数字が数値型として変数mに代入される
この後で、n+mなどの演算をすることができます!
1行に、複数のデータが与えられるとき
例)
——
n m
——
こんな感じで、一行に、複数のデータが入ってくる場合ですね。よくあるのは「数字」が「半角スペース
この場合、
lines[0] // 1行目のデータに、複数のデータが含まれている
そのままだと計算などできないので、一旦、「切り離して」一つずつのデータを配列に格納する必要があります。split()
を使います。こんな感じ。
例)
let arr = parseInt(lines[0].split(‘ ‘));
arrという配列が[’n’, ‘m’]という形になりました。`
これをさらに配列で取り出すことで……
let n = arr[0]; //1つ目の数字が、nに代入される
let m = arr[1]; //2つ目の数字が、mに代入される
これも、上で述べたように、文字列で与えられている場合は、parseInt()
をかませることで、その後、演算ができるようになります。
以上、paizaのスキルチェックをやりたいけど「JavaScriptの標準入力」でつまづいている方のヒントになれば幸いです!
「次世代フォーマット画像」って何?画像切替ってどうすりゃいいの?
Googleの新指標コア・ウェブ・バイタルとは?重要なところをサクッと解説!
Googleは、ウェブサイトの速度とユーザー体験(UX)の向上を図るため、コア・ウェブ・バイタルという取り組みを発表しました。
コア・ウェブ・バイタルは、以前から重視されている「モバイルフレンドリー」「安全なブランディング」「HTTPS」などの他の要素に加えてウェブページ上でのユーザ体験を改善するものです。
コア・ウェブ・バイタルの3つの要素を重要とします。
- 読み込み時間 →LCP (Largest Contentful Paint)
- インタラクティブ性→FID (First Input Delay)
- ページコンテンツの視覚的な安定→CLS (Cumulative Layout Shift)
LCPはローディング速度によって決まります。よりよいユーザ体験のためには、ページロードが始まってから2.5秒以内に「もっとも大きなコンテンツの入ったセクション」が表示されることが必要です。4秒以下だとよくないと判断されます。
FIDはインタラクティブ性を図る数値で、ユーザが始めにページとのインタラクション(リンクをクリックするとか、ボタンを押すなど)を始めたあと、ブラウザが実際に反応を始めるまでの時間をさします。
よりよいユーザー体験のためには、FIDが100ミリ秒以内であることが望ましいです。300ミリ秒以上かかるとよくないと判断されます。
CLSは、ページコンテンツの見た目の安定性によって決まります。ページをスクロールしていたら、途中で広告バナーが出てきて間違えてクリックしてしまったり、押そうと思っていたリンクの位置が変わったりする経験はありませんか?これがCLSで、こういうのはできるだけないほうがよいとさrめあす。よりよいユーザー体験のためには、ページのCLSは0.1以下である必要があります。0.25以上だ「よくない」と判断されます。
これらの指標は、Googleサーチコンソールや、ページスピードインサイト、Chromeの拡張機能などで確認することができます。また、JavaScriptのweb-vitalsライブラリを利用することでも計測できます。
今後、サイト改善のために必要になってくるLCP、FID、CLSそれぞれの指標の改善方法については、引き続き投稿していきます。
初心者がイチからJavaScriptを学べるサービスまとめ
今回は、JavaScriptが無料で学べるオンラインサービスを紹介します。一部有料版もありますが、基本的には「無料で体験できるサービス」を紹介します。リアルなプログラミングスクールや、ブートキャンプについては、別記事にまとめる予定です。
日本語サイト
paizaラーニング
paizaラーニングは転職サービスのpaiza転職や、paiza新卒と直結している学習サービスで、3分動画を使ってJavaScriptを学ぶことができます。
環境構築不要!初心者でも楽しく学習できるプログラミング入門サービス【paizaラーニング】
paizaラーニングの長所
スキルチェックの問題集はアウトプットの練習として使えます。また、スキルチェックには「標準入力」が使わわているので、「標準入力」を使った処理が鍛えられます。
paizaラーニングの短所
JavaScriptは内容が薄く、また重要な箇所が「有料」になっているので、これだけで JavaScript入門とするには物足りなさそうです。有料プランに入ったとしても、そもそもJavaScriptのコンテンツが多くないので、JavaScript学習のみ目当てとなるとあまりおすすめはできません。あとは全体的にノリがゲームとかアニメっぽいので、ハマる人はハマると思いますが、好き嫌いが分かれそうです。
progate
progateはは英語でも展開しているプログラミング学習サービスです。
動画ではなく、スライド形式で、短い単元ごとに演習問題があるので、サクサク学習をすすめることができます。UIもクリーンで、進めやすかったです。JavaScriptはES5,ES6が用意されている他に、Node.jsやjQuery、Reactなどのコースも用意されています。ただ、どこまでが無料でどこからが有料なのか目次をみただけではわかりません。基本のJavaScriptはwhile文・for文までが無料で学べ、配列・オブジェクト・クラス以降は有料になっていました。有料プランは月額¥980(税別)とお手頃です。
Progate | Progate - Learn to code, learn to be creative.
ドットインストール
ドットインストールは「3分動画」で初心者向けのコンテンツが充実しています。
ドットインストールの長所
ドットインストールは、初心者でも非常にわかりやすい点。3分以内の動画で「省略」されていないので、非常にわかりやすいです。JavaScriptは、基礎編と詳細な文法のコースに加え、Node.js、React、Vue, TypeScript、CoffeeScriptなども取り上げていますし、おみくじ、クイズ、タイピングゲーム、単語帳、パズルなど、多くのミニプロジェクトが用意されていて、楽しいです。
また、プレミアムに入ると1ヶ月に5問まで質問ができたり、ソースコードを見て、自分の書いたソースをお手本のソースと比較したりできるので、プログラミングを学びたいのなら。プレミアムに入るのがおすすめです。月額1080円〜。
ドットインストールの短所
ドットインストールは、他のプログラミングサービスによくある「ブラウザに入力させて正誤を判定してくれる」というクイズがありません。自分で入力・実行できるエディタも用意されているコースもあるのですが、その場で自分のコードを書いて正誤が判定できないので、その点定着が弱い気がします。なお、環境も自分で設定する必要があります。JavaScriptはブラウザさえあればいいので簡単ですが。キチンと自分でやらないと、動画がわかりやすい分「動画だけ見てわかったつもりになってしまう」というのが罠ですね。他のサービスでアウトプットを補いながら「わからないところはドットインストールで見る」というような併用がおすすめです。
英語サイト
Grasshopper(無料)
GrasshopperはGoogleが提供している初心者向けJavaScript教材です。初めは子供向けっぽいと感じるかもしれませんが、なかなか高度なところまでカバーしています。英語がわかる方はぜひどうぞ!
Codecademy(一部有料)
Codecademyは、初心者向けJavaScript教材です。かなり量が多く、解説も丁寧でおすすめです。英語に抵抗がない方はぜひ試してください。有料プランは、月額39ドル〜。
まとめ
JavaScript初心者向けにはドットインストールが一番オススメです。
英語ができる人は、Grasshopper、Codecademyも併用すると、より理解が深まることでしょう。
こちらの記事は、随時更新します。
サービス一時停止に追い込まれたSEMrush「ゲストポスティングサービス」は被リンクの売買か?
SEOサービスの大手SEMrushの新サービスが、ローンチ直後に「被リンクの売買ではないか」炎上し、サービスは現在一時停止になっています。問題になったのはコンテンツマーケットプレイスのなかの「ゲストブログ投稿」というサービスです。今回は「ゲストブログ」について復習、と何が問題だったのかについて見ていきます。
ゲストブログ投稿とは?
ゲストブログ投稿とは、他社のブログにゲストオーサーとしてコンテンツを投稿することで自サイトへの被リンクを獲得するものです。
本来のゲストブログ投稿は、ブログ側は専門家による新規のコンテンツを獲得でき、またコンテンツ提供する側は、新たなプラットフォームから新規の訪問者を得られるというウィン・ウィンな関係を築ける戦略でした。しかし、ゲストブログ投稿を使ったスパムがあまりにも広がったため、2014年には、Google(当時)のマット・カッツ氏が「ゲストブログ投稿をやめるべき」と明言しています。
SEMrushのゲストブログ投稿は何が問題?
SEMrushは当初、「サービスの金額はあくまで掲載してくれるメディアを探すサービスに対してものであり、パブリッシャーにお金を支払うわけではないので、被リンクの売買には当たらない」と説明していました。しかし、ソーシャルメディア上では、「これは被リンクの売買にあたるのでは」「不自然なリンク獲得にあたるのでは?」というコメントが相次ぎました。Googleのジョン・ミューラー氏もTwitterで「これは不自然なリンクだ。スパムチームが対策をする可能性がある」と言及するにいたりました。
That's an unnatural link - the kind the webspam team might take action on. https://t.co/kfQQithCnK & https://t.co/q5GmAxx2YM have more. Making sure the links use rel=nofollow / rel=sponsored would still allow sites to get visibility without having to worry about manual actions.
— 🍌 John 🍌 (@JohnMu) June 3, 2020
Googleからペナルティの可能性があることをほのめかされ、さらに、SEMrushとしても適切に処理するのが難しい注文がはいってきたため、このサービスを一時停止するにいたったようです。SEMrushは将来ゲスト投稿サービスを復活する可能性を否定していませんが、より時間をかけて改善したすることが必要不可欠だと発表しています。SEMrushの公式声明はこちらから(英語)。
ソーシャルメディア上でのプレビュー画像を変える方法
ソーシャルメディア上でのプレビュー画像や説明文を制御しているのがOGP(Open Graph Protocol)です。しかし、サイトをリニュアルしても、ソーシャルメディア上のプレビュー画面が、なかなか更新されない…なんてこと、ありませんか?うちだけかw
今日は、Facebook, Twitter、LInkeIn、その他のプラットフォームでOPGの反映をする方法を紹介します。
Facebookでのプレビュー画像リセット方法
Facebookでは、デバッグ用ページBatch Invalidatorが用意されています。
リセットしたいページのURLを入れて「デバッグ」を押せばOKです。
Twitterでのプレビュー画像リセット方法
Twitterでも、Facebookと同様のツールCard validatorが用意されています。
LinkedInやその他のソーシャルメディアでのプレビュー画像リセット方法
LinkedInやその他のソーシャルメディアで上記のようなツールがないソーシャルメディアでは、以下の裏技でサイトプレビュー画像をリセットすることができます。
- シェアしたいURL:https://www.example.com/
- パラメータを付けたURL:https://www.example.com/?linkedin
パラメータは、リンク先に影響しないため、?の後は何でもOKです。一応分析の時にわかりやすいようにソーシャルメディア名にしてあります。効果測定に欠かせないパラメータはデジタルマーケターにとっておなじみのものですが、こんなところの小ネタにも使えます。